危険物の取り扱いは生命に関わる
どの業種でも必ず必要になる荷物。飲食店ならば食べ物や調味料などが必要になるのは、安易に想像つきます。食べ物の取り扱いは大変難しいものですが、万が一間違ったとしても口に入れない限りは、害はないでしょう。
しかし危険物の場合、口に入れなくても害が出るのは確実。例えばストーブなどに欠かせない石油。ガソリン車を普段使っているのなら、絶対に欠かせないものです。しかし普段使っている石油であっても、少しでも取り扱いを間違ってしまったら、怪我だけでは済まされません。
法律で厳しく取り締まってます
危険物の取り扱いに関しては、法律で厳しく決められています。「法律」になるため、違反すれば罰則がつきます。例えば何の申告もなく、勝手に保管場所を変えたらアウト。状況にもよりますが、懲役になる恐れもあります。また安全に配慮せずに保管した場合も、懲役刑になります。
大変厳しい法律ではありますが、厳しいには理由があります。例えば「ガソリンぐらい適当に扱えば良い」と思ってやってしまうと、大変です。
倉庫なら安全
そこで倉庫の出番。「火気厳禁」と書かれた看板がついている倉庫を見たことがないでしょうか。「火気厳禁」と書かれている倉庫で取り扱っているのが、いわゆる危険物です。石油だけでなく、アルコール類も含まれています。
そんな危ないものを預かる倉庫なんて、怖くて近づけないもの。しかし管理しているのは、危険物の取り扱いに長けている者ばかり。資格を持っている人が担当しているので、安心です。
倉庫がある場所は?
倉庫がある場所は、物流拠点になっている所がほとんどです。物流拠点に倉庫がある理由は、大都市への運搬が便利だからです。危険物を取り扱っている倉庫ならば、少し外れにある場所です。茨城ならば古河あたりに倉庫が沢山ございます。
何か事業を始めるのならば、物流拠点だけはしっかり抑えておきたいところ。危険物を取り扱う業種は言うまでもなく、危険物以外を取り扱う業種でも物流を避けて通ることはできません。