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弁当の歴史

始まりは5世紀頃

弁当が始まったのはいつ頃かはハッキリしませんが、5世紀頃にはすでに存在していたと言われています。当時の日本は飛行機どころか、電車も走っていません。交通手段といえば、馬か徒歩のどちらかです。目的地に到着するには、数日はかかるでしょう。
実際に大昔の書物には、旅の途中で一息入れてご飯を食べるシーンが描かれていました。当時はランチボックスにご飯やおかずが入っているような形ではなく、握り飯を持っていたとのことです。

現代の形になったのは江戸時代

現代のような「弁当」になったのは、江戸時代になってからです。今で言うところのハイキングが流行り、庶民達は弁当を持ってお出かけしました。また観劇の際にもお弁当は欠かせません。幕間にお弁当を食べることから「幕の内弁当」が登場。幕の内弁当は、現代でも大人気弁当メニューの1つです。
ちなみに駅弁が登場したのは、明治になってから。駅に立って立売をする人をよく見かけたものです。今はかつてと比べると少なくはなったものの、2020年代でもいらっしゃいます。

1600年も続く弁当文化

弁当が登場してから、遅く見積もっても1600年以上経ちました。世界的にみても1600年近く続いている文化は、そこまで多くはないでしょう。弁当は「BENTO」として、世界からも注目されています。
ここまで弁当の人気が高いのは、手軽だからでしょう。1000円払えば、お腹いっぱいに美味しいものを食べることができます。また、手作りの弁当は愛情が詰まっています。どんなに時代や文化が変わっても、愛情だけは変わりません。

いろんな形の弁当

愛情は受け継がれ、今は色んな人に合わせた弁当も出ています。足利にある弁当業者では、介護を受けている人のために「介護弁当」を提供。栄養バランスが整っているだけでなく、食べやすいように工夫も施されています。弁当は介護を受ける側だけでなく、介護をする側の負担も軽減。食事の用意も簡単になるので、大助かりです。
もちろん美味しい弁当や、リッチな弁当も取り扱っております。