30代、40代になってそろそろ高価なお酒にも手を出してみたいなぁ、でも今までビールとかチューハイしか飲んだことないからなにから始めたら良いか全然わからん!
そう感じ始めたあなたには気軽に自宅でも楽しめるウイスキーがおすすめ。
今回はウイスキーを始めるために最低限必要な知識を教えます
そもそもウイスキーとは
ウイスキーの定義は実は国によって微妙に違っていて国際的な定義はありません。
しかし一般的には「穀類を原料として、糖化、発酵の後に蒸溜をおこない、木製の樽で貯蔵熟成させてできるお酒」とされています。
ウイスキーの分類
ウイスキーはまずその原料によって大きく二つに分かれます。
まず大麦麦芽のみをつかったモルトウイスキー、次に大麦麦芽以外の穀物(トウモロコシ、小麦など)をつかったグレンウイスキーがあります。
それぞれの特徴をしょうかいします。
モルトウイスキー:大麦麦芽のみを原料とするウイスキー。
単式蒸留器で蒸留されることで蒸留所、原料の大麦の個性が色濃く出るウイスキーです。
一面その強い個性が飲みにくいとも。
特に歴史の深いウイスキーであり最近では一か所の蒸留所で作ったウイスキーだけをボトリングしたシングルモルトウイスキーが人気になってきました。
グレンウイスキー:大麦麦芽以外の穀物も原料とするウイスキー。
連続式蒸留器で蒸留されることで、純度の高いアルコールになりすっきりとした味わいのウイスキーになる。
一面個性が出ないことも。
そしてモルトウイスキーの強い個性とグレンウイスキーの飲みやすさという良い面を併せ持ったウイスキーがブレンデットウイスキーです。
ブレンデットウイスキー:名前の通りモルトウイスキーとグレンウイスキーをブレンドして作られており、有名なグレンフィディック、ジョニーウォーカーもここにあてはまります。
世界五大ウイスキー
世界にはウイスキーの主要生産地が五か所あり、それらを総称して五大ウイスキーといいます。
スコッチ:スコットランドのウイスキー。
ウイスキーの元祖であり、今でも数多くの蒸留所が生産を続けています。
アイリッシュ:アイルランドのウイスキー。
一時消滅の危機にありながら近年急速に蒸留所の数を増やし、今最も注目されているウイスキー。
アメリカン:アメリカのウイスキー。
バーボンが有名。
カナディアン:カナダのウイスキー。
アメリカの禁酒法時代にウイスキーを大いにアメリカに密輸し成長。
ジャパニーズ:日本のウイスキー。
マッサンで有名になった竹鶴政孝の余市や日本初のウイスキー蒸留所である山崎蒸留所を作ったサントリーが有名。
https://www.suntory.co.jp/whisky/beginner/
まとめ
いかがでしたでしょうか。
ウイスキーは飲むだけでもおいしく楽しい時間が過ごせますが、知識もあると店で商品をみているだけでも楽しめるとってもうれしいお酒です。
アルコール度数が50%近くと高く飲みにくというイメージがあるかもしれません。
たしかに初めて飲む人にはそうでしょう。
そういう時はハイボールというの見方もあります。
実はこの飲み方は日本初なんですよ。
ウイスキーの入り口は決して狭くありません、むしろ最近ではあえて貯蔵期間を考慮しないノンエイジウイスキーが生まれ、値段的に手が出しやすい商品も増えてきています。
この機会に皆さんも奥深いウイスキーの世界に飛び込んでみてはいかがでしょうか。