私がこの本を手に取ったきっかけは仕事でも日常生活でも先送りしてしまう癖が自分についているなと友人に指摘されたことでした。
通常時の業務量であれば楽にこなせているようなことでも繁忙期などで通常以上の業務量が入ってくるとその傾向がでてくるため、これを改善したいと思ったのがきっかけです。
4ページごとに1つのテーマについて書かれておりどこから読み進めても良い
「未来の自分に期待しない」「朝一でやる」など1つ1つのテーマが4ページで語られており気になるテーマから読み進めることができる。
また、ページにはそれぞれわかりやすい挿絵が挿入してあり、読んでいて飽きがこないようになっています。
私が好きなテーマは「「そもそも」を考える」です。
すぐやることができない理由について原因が書かれておりその対策について1:1で回答が記載されている
すぐやることができず先送りにしてしまう要因について実例を示しながら一般的に書かれており、自分の気づくことができなかった良くない行動についても気づくことができます。
また同じテーマ内に具体的な対策が書かれているため、原因と対策が掴みやすく取り組みやすいです。
私が自分では気づくことができずすぐ実践に移したいと思ったのは「「他人効果」を利用する」です。
全体的にポジティブな言葉で書かれており読み進めやすい
テーマの中には「胸を張る」「すぐ終わることも多いと心得る」など前向きになれるような言葉が出てくるので読んでいる途中で辛くなることもなく、快適に読み進めることができました。
テーマによっては厳しいことも書かれていますが、その改善を図ることでどのように自分変わっていくかも書かれており、前向きな気持ちになることができます。
私がポジティブになれたテーマは「結果を気にしない」です。
まとめ
この本を読んでみて私自身の行動を見直す機会が増えました。
今まではこうしたい。
こうなりたいという理想像はすぐに浮かんでもなかなか行動に移すことができないことが多かったです。
しかし、この本を何度か読み返すうちに、自然とどういう行動が先送りせずに仕事をこなすことができるかという行動に意識が向いていたと思います。
悩んでいるがなかなか先に進む実感がないという方には非常におすすめな本です。
また、本自体の値段も文庫版で533円と非常に安いのでオススメです。