カテゴリー
福祉

神戸市でパソコン作業を重視する就労継続支援B型事業所の特徴は?

神戸には六甲山系からの美しい眺望や異国情緒あふれる街並み、港町ならではの開放的な景色が広がり、市街地から30分圏内で自然と都市の魅力を両立しています。そんな神戸市には、パソコン作業を中心とした就労継続支援B型事業所も多く、デザイン制作やデータ入力、ECサイト運営など、多彩な作業でスキルを活かせる環境が整っています。今回はそんな事業所の特徴をご紹介します。

神戸市でパソコン作業を行うる就労継続支援B型事業所

神戸市にある就労継続支援B型事業所では、障がいのある方を対象に、パソコンを活用したさまざまな作業に従事する機会を提供しています。具体的な業務内容は、小型風力発電所のステータスをモニターで確認・記録する入力作業や、SNS(Instagram、YouTubeなど)への投稿、ブログ記事の作成、さらには通販商品の検品・撮影・在庫管理などです。スキルアップを目的とした動画編集やデザインソフトの利用もできるようになっています。

就労継続支援B型事業所とA型との違いはどのようなもの?

就労継続支援B型とA型の最大の違いは、雇用契約の有無にあります。B型は非雇用型で、比較的自由な勤務体系を取れる反面、支給されるのは工賃であり、賃金ではありません。体調や生活状況に応じて柔軟に働ける点がメリットです。一方、A型は事業所と雇用契約を結ぶ雇用型で、労働基準法が適用され最低賃金が保障されるほか、勤務時間や責任も明確です。A型はより就職に近いステップといえるでしょう。

就労継続支援B型事業所の工賃目安は?

就労継続支援B型における工賃の目安は、厚生労働省の調査によると全国平均で月額15,776円(令和3年度調べ)となっており、1日あたりでは数百円から1,000円程度が一般的です。工賃は事業所ごとの生産性や業務内容、利用者の作業時間・能力に応じて大きく異なります。たとえば、簡単な軽作業中心の事業所では月1万円前後になることもありますが、PC作業やクリエイティブな業務に特化した事業所では、月2万円以上を得る方もいます。