何となく分かるようで分からないサービス
「障害福祉サービス」という言葉を見ると、障害を持つ人が受けられる何らかの福祉サービスというのは、何となく分かるかと存じます。しかし具体的な内容となると、難しいもの。福祉サービスは法律と密接に関係しているため、色々と説明をされても「何のこと状態」。
そこでかなり分かりやすく、太田市で実施されている障害福祉サービスについて取り上げます。
障害福祉サービスは車のこと
フルマラソンで42.195kmを走るのは、健常者でも難しいこと。杖がないと歩けない状態の方であれば、尚更です。しかし大変残念なことですが、世の中の風潮は「杖がないと歩けなくても関係がない。フルマラソンを走りなさい」です。しかも「2時間以内にゴールしなさい」と条件付き。2023時点においてフルマラソンの世界記録は、2時間1分39秒。ものすごい鍛え上げたアスリートでも、難しいのです。
でも車を使えば、42.195kmの距離を2時間以内にゴールすることはできます。かなり難しい状況でも手を差し伸べてくれるサービスこそが「障害福祉サービス」。つまりはマラソンコースを車で走行するようなものです。
障害福祉サービスの種類
車にもいろいろと種類があるように、障害福祉サービスにも種類があります。日中に施設に通い、様々な活動を通じて社会活動を促すのも障害福祉サービスの一環。利用者の状態に合わせた運動やレクリエーション。音楽や創作活動をとりおこなっている施設もございます。
また施設に通わず自宅で受ける居宅支援も、障害福祉サービスの1つ。施設に通うのが難しいというのなら、検討してみる価値はございます。
専門家に相談しよう
障害福祉サービスについての情報はネットに転がっていますが、ネットで検索しても解決にはなりません。都合がつく時で構わないので、専門家にしっかり相談するのが良いでしょう。主治医の先生に相談を持ち掛けてもよし、また太田市の福祉課に相談するのも良いでしょう。
直接体に関わることになるので、1人での判断はおすすめできません。希望をしっかり伝えた上で、本人に合ったやり方を見つけ出してください。難しいことですが、少しずつ出来ることからやりましょう。