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茨城でも製造されている!貼箱(はりばこ)ってどんな製品?

茨城県は、首都圏の一端として東京の通勤圏であったり、東京の機能の一部が移転してつくば市のような都市を形成していたりします。
そんな茨城では紙製品の製造もおこない、東京に出荷しているケースも少なくありません。
今回は、紙製品の一つである貼箱に注目して解説しましょう。

茨城でも製造されている貼箱とはどんな製品?

貼箱は、紙のパッケージを言います。
厚紙によって印刷を施し、成形加工を行う容器です。
金属製のパッケージよりもコストが安いメリットがあり、さらに分解して再利用したり、廃棄処理しやすい点も強みがあります。
加えて、他の素材との組み合わせができる点も特徴です。

他の紙製品にはない貼箱の特徴は?

貼箱は紙製品の一つですが、他の紙製品にない特徴として、デザイン性の高さ、質感の高さ、組み立ての施工といった点が挙げられます。

貼箱は、紙のパッケージでありながら高級品のパッケージに使用されることが少なくありません。
そのため、デザインにこだわったものが多く存在します。
もちろん、他の紙製品もデザインにこだわったものが少なくありませんが、貼箱はさらにデザイン性の自由度が高く工夫ができます。
細工を施すこともでき、貼箱自体が製品として販売できる点も特徴といえるでしょう。

質感が高いものも多くあります。
厚紙で作った箱に高品質な紙に印刷を施していたり、化粧紙で包まれていたりします。
この高い質感の素材を使用していることで、貼箱自体の質感も高くなっている点が特徴です。

最後が組み立てが行われている点です。
一般の紙製品は加工した時点でそのまま使えるものや、段ボール箱のように購入後に組み立てるものが多くあります。
その中でも貼箱は、組み立てられて出荷されることも多く、受け取ったらそのまま容器として利用できます。
保管のためのスペースが求められますが、そこまで大きなデメリットではありません。

茨城では貼箱の製造がデザインから製造まで一貫して行われているケースが多く、東京でデザインされたものを貼箱という形にする工程を担うケースもあります。