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福祉活動の一環として全国に広がる子ども食堂!宮崎市の取り組みとは?

日本は世界的に見ても治安が良く、飲食も充実し、幸せに暮らせる国家のひとつとして有名です。しかしその一方で、貧困状態にある子どもがいるのも事実です。また共働き世帯が増えたことで、子どもの食事環境が十分でないケースも多くなっています。

子ども食堂とは?

そんな子どもたちを支援するために始まったのが「子ども食堂」です。子ども食堂とは、低価格(または無料)で子どもに食事を提供できる場所です。貧困家庭はもちろん、子どもだけで食事をしなければならないときにも利用できます。もっといえば、地域コミュニティの役割も担っているため、実は誰でも利用できるところがほとんどなんですよ。
現在全国には7000か所以上の子ども食堂があり、主に民間企業やNPO法人が中心となり運営しています。

宮崎市でも子ども食堂を広める活動が行われている

宮崎市でも福祉活動として、子ども食堂の活動に力を入れています。市内の子ども食堂は40か所以上あり、開催は土日・平日・不定期など施設によりさまざまです。チラシを配布するなど、普及啓発にも取り組んでいます。
また、子ども食堂の利用や開設なども含めて支援してくれる「子ども食堂コーディネーター」がいます。スタッフやボランティアとして関わりたい方や、利用にあたって相談したいときにも窓口になってくれるので安心ですね。
運営にあたって、フードドライブも募っています。食品だけでなく、調理に使う洗剤やラップなどの消耗品も受け付けているようなので、家に余っている方はぜひ寄付をしてみてはいかがでしょうか。

福祉活動のひとつとして子ども食堂の役割は大きい

子ども食堂は、子どもだけでなく地域全体の居場所として活躍しているのですね。誰もが孤立しないよう、地域で支え合い見守ることのできる取り組みがステキだなと感じました。
活動が継続できるのは、市民の協力や支援あってのことです。福祉活動の一環として、これからもみんなで応援して大切に守っていきたいですね。