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鹿児島の就労継続支援とはどんな事業なのか?

九州の南端に位置する鹿児島県では就労継続支援事業を行っています。
この事業は全国で行われていますが、具体的にどのような事業なのでしょうか。
今回は、就労継続支援とはどんな制度なのか、鹿児島県の例を挙げて紹介していきましょう。

鹿児島県で行われている就労継続支援とは?

鹿児島で行われている就労継続支援とは、障害者総合支援法に基づく福祉サービスを指します。
これは鹿児島に住んでいる方で企業などの環境では仕事ができない場合に、障害や体調に合わせた仕事をしてもらう施設になります。
自分のペースで働く準備を下り、就労訓練や実際の仕事も行えるのが特徴です。
鹿児島県内にある一般企業で雇用されるのが困難な障がいのある方に就労の機会を提供し、仕事やその他の活動を通じて能力の向上などを目指すサービスといえるでしょう。

この施設にはA型とB型があり、それぞれ異なったサービスを提供しています。
A型は、施設と雇用契約を結んで利用するタイプで、一般企業に近いものの、就労支援サービスとして自分のペースで仕事ができます。
一方、B型は施設と雇用契約を結ばないで行うタイプです。

A型とB型の就労継続支援の違いとは?

鹿児島には様々な就労継続支援があり、A型やB型など様々な形態があります。
A型事業所は原則18歳以上65歳未満の障害のある方、就労継続支援B型は年齢制限がありません。
これは鹿児島県でも同じです。

仕事の内容もそれぞれ紹介しましょう。
A型の場合雇用契約を結んだ上で働くことになるため、最低賃金額以上の給料が保障されているため本格的な仕事内容になっています。
部品加工やデータ入力代行といった業務を行っています。
鹿児島であれば、温泉設備の衛生管理など観光分野の業務もあるのが特徴です。
B型の場合は農作業やクリーニングといった作業が中心で完全に歩合制での仕事になります。
作業の量によって賃金が変化するものの、最低賃金額以下になりやすく、鹿児島県でもその傾向は変わりません。
このような問題はあるのもの、可能な限りA型に移行するつもりで仕事をして行くというスタイルです。