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建築・土木

空き家を解体する時の流れ

空き家を解体する

空き家をそのままにしていると、却って大きな負担を強いられてしまいます。将来的に住む予定がないのなら、思い切って解体した方が良いでしょう。
では解体工事を進めるには、どうすれば良いのでしょうか。ポイントについて、まとめてみました。

業者選び

まずは解体業者選びです。当たり前ですが、近くの業者を選ぶようにしたいもの。大阪ならば大阪の解体業者を選びましょう。まためぼしい業者を見つけたら、見積もりです。見積もりの際に、徹底的に調査をしてくれる業者なら間違いはないでしょう。
見積もりを進める上で欠かせないのが、現地調査です。現地調査では主に、建物の構造。近隣環境・工事内容・整備後について等を調べます。調査が一通り終われば、見積もりです。見積もりは1社だけでなく、複数の業者に頼むようにして下さい。そしていざ契約の際には、必ず書面でおこなうようにします。口約束となると、後で「言った言わない」のトラブルになりかねません。

解体工事はものすごく値段が高い!

見積もりを出してもらった際に驚くのは、解体工事の値段の高さでしょう。「ぼったくり」と思われるでしょうが、実は適正価格です。
値段が高い理由は、ものすごい手間がかかるからです。まずは地中に埋められた杭の撤去。狭い場所での工事となると、運搬や人手がどうしてもかかります。かなり昔に建てられた家の解体となると、処理をするだけでも一苦労。どの家をどういう形で解体するかによって大きく値段は変わりますが、20坪の木造建築なら100万円は覚悟した方が良いでしょう。

値段が高いからと安い業者に頼むのはNG

そこまで値段がかかるのならと、なるべく安い業者に頼もうと思われるでしょう。しかし「安かろう悪かろう」とは言ったもので、値段が安いからとは言えいい業者であるとは言えません。
粉塵や騒音を撒き散らし、ご近所迷惑になりかねない方法を取るかもしれないからです。適切に廃材を処理しようとせず、不法投棄に踏み切る業者も実際にいらっしゃいます。値段ではなく「クオリティ」で、業者を選ぶようにしましょう。